東京都大田区の歯科クリニックです。レーザー治療・ホワイトニング・インプラント・義歯・口臭・歯周病など、お気軽にご相談ください。

こわい歯周病

30代以降、歯を失う最大の原因は　歯周病　です
歯周病とは、日頃の歯磨きでなかなか取れない歯垢（プラーク）の中に潜む細菌によって引き起こされる病気です。歯と歯茎の間から入り込んだプラークは、歯を支えている組織をすこしづつ破壊していきます。自覚症状がなく、10年以上もかけてじわじわ進行していきます。気付かずに放っておくと歯が抜けてしまいます。

あなたのお口は大丈夫？？

※複数該当するようであれば、歯周病の可能性があります。早期発見・早期治療が大切です。

歯周病の怖いところは、歯が抜けるだけでなく、身体全体の健康に悪影響を及ぼすところです。細菌による感染症なので、免疫力の落ちる持病をお持ちの方は、重症化しやすい傾向があります。また、歯周病菌が血液中に入ると全身を巡るため、例えば、心筋梗塞を引き起こす要因となったり、高齢者に多い誤嚥性肺炎を引き起こしたり、糖尿病を悪化させたりすることがわかっています。また、女性は歯周病に敏感です。多くの女性が妊娠性歯肉炎や、思春期性歯肉炎を経験します。それは、女性ホルモンであるエストロゲンが血中を巡って歯肉の炎症を促進することによって起こります。

歯周病は予防できます

歯周病は、日頃のケアをしっかりと行うことで予防できます。
歯周病の原因となる細菌は、日頃の歯磨きだけではなかなか取れません。歯垢のたまりやすい場所を改善し、PMTCと呼ばれる歯科衛生士や歯科医による口や歯のクリーニングを定期的に行いましょう。

歯周病と付き合うために

歯周病は、現在では不治の病ではありません。歯科医療の進歩で、歯周病の発生や進行のメカニズムが解明されつつあります。
歯周病の治療には、早期発見・早期治療、そしてTVコマーシャルでもおなじみの「プラークコントロール」が最も重要です。治療の後は、定期的なメンテナンスのための通院が必要不可欠です。定期的な歯周組織の検査で口腔内の環境を整える生活習慣を身につけることで、歯周病の進行を食い止めることができるのです。